育児ストレスで子どもに当たってしまう方へ。いっそのこと、自分の手で育てるのをやめてみない?

「部屋を散らかす」「食べ物をこぼす」「公園へ連れて行けば、走り回って目が離せない」

育児って常にストレスと隣り合わせですよね。出産前は、「自分の子どもってきっとすごくかわいいんだろうな」と思っていたけれど、現実は「大変さ」が勝ってしまって、可愛いと思える余裕がなくなっているお母さんも多いのではないでしょうか。

今回は、ちょっと子育てに疲れてしまったお母さんにむけて、「子どもを自分の手だけで育てるのはやめてみない?」というお話をしていきます。

もう限界!「育児ストレス」で何度も壊れそうになった私の体験談

例にもれず、私も育児ストレスがうまく発散できず、夫や長男に当たり散らしてしまっていた時期がありました。1番イライラがやばかったのは、長男が1歳半の頃。当時の私は、次男を妊娠中。お腹が大きくなって動くのが大変ななか、長男をほぼワンオペで育てていました。

(自分で望んだ妊娠とはいえ)妊娠中で疲れやすかったこともあって、長男にだっこをせがまれると、お腹が苦しくて、「外に遊びに来てるのに、なんで歩かないの?!」とイライラを長男にぶつけることもありました。

私に怒鳴られて、寂しそうな顔を浮かべる長男をみながら、「こんなメンタルが安定しないお母さんに育てられるなんて、この子がかわいそうだな」とおもうと余計に悲しくなって、やり場のない憤りに悶々とする日々を過ごしていました…。

子どもはモンスター。24時間一緒にいれば、育児ストレスが溜まるのは当然!

そもそも、育児って、24時間休みがないですよね。家事をするにも、買い物にでかけるにも、子どもがいると倍以上の時間がかかるし、自分のペースで動けないことに相当なストレスを感じるお母さんも多いのではないでしょうか。

とくに男の子は「部屋の中を汚す」「絶えずじっとしていない」「危ないことばかりする」といったことが多いので、お母さんは一息をつく時間もなく、子どもに振り回されてしまうもの。

私はどちらかというと「完璧主義なタイプ」。マイルールをしっかりもっている方なので、育児をしているとイライラを溜め込みやすい気質なのです。

「育児の外注化!」でストレスフリーに

「家族を幸せにしたい!」という気持ちとは裏腹に、育児ストレスをうまくコントロールできず、子どもに当たり散らしてしまう毎日。このままじゃいかん!とおもって、私が決めたのが「育児を外注化すること」。

わが家では、長男は2歳から、次男は3カ月から保育園に預けています。保育時間は、朝9時から夕方4時まで。日中は在宅で編集のお仕事をしたり、ブログを書いたりして過ごしています。

保育園に預けてからは、子どもと過ごす時間が約半分に減りました。朝は2時間、夜は5時間。合計7時間が育児の時間です。

1日のなかで子どもと離れる時間をもったことで、オンオフの切り替えができ、育児ストレスも溜まりにくくなりました。

3歳までは「お母さんの手だけで」育てない方がいい?!

育児の外注化については、教育カウンセラーの諸富祥彦さんも著書『男の子の育て方』のなかで推奨していらっしゃいました。

そもそもイライラをため込んでしまうのは、「ずっと子どもといることで気持ちのリセットができていないから」。外に働きに出れば仕事のことに目が向くので、「心のリセット」はそう難しいことではありません。

今の教育熱心なお母さんたちにとってこの「心のリセット」は非常に重要なこと。だから私はいろんなところで、「3歳まではできるだけ、自分の手だけで育てないほうがいい」と話しているのです。

とくに妊娠や出産でキャリアを諦めたお母さんは、「子どものために我慢している」という気持ちが強くなりがち。その我慢が「ストレス」に変わって、子どもに当たり散らしてしまうようでは、元も子もありませんよね。

「短時間でもパートに出たほうが、リフレッシュできて、子どもにも優しくなれる」
「1日3時間だけなら子どもに優しくできる」

そう考えるお母さんは思い切って、保育園に子どもを預けて仕事をしたほうがストレスの少ない毎日を過ごせるようになるとおもいます。

育児は「ママが笑顔でいること」が1番大切!

育児において、お母さんの心が安定していることほど大切なことはありません。私がみてきた限り、思春期以降さまざまな問題を起こすのは、男の子。とりわけ『長男・はじめての子』が圧倒的に多いんです。 

これははじめての赤ちゃん、しかも異性である男の子のすることなすことが、お母さんには理解しづらいこと、しかも近くに頼れる人がいないことがお母さんのイライラにつながり、そんなお母さんのイライラにお子さんが反応していることが関係しています。

ママが笑顔で育児をするためには「マンパワー」の確保が必要不可欠。

「子どもの一人や二人、自分で育てなきゃ…」
「昔の人はみんなそうやってきたわけだし。自分だってできるはず」

こうした考え方は捨ててしまいましょう。誰かと比べて同じようにこなす必要なんてないんです。

つらいなら声をあげる。助けを求めることは恥ずかしいことではありません。

育児の外注化でストレスフリーな育児を心がけてみてはいかがでしょうか。