保育園にコネ入所ってあるの?どうすれば入園できる?わが家の体験談

待機児童が社会問題となっている昨今、保活に奮闘するママさんたちも多いですよね。

私が住んでいる地域も待機児童が多く、保育園に入所できなかったママさんから「やむなく育休を延長した」なんて話も耳にします。

とはいえ、職場によっては「これ以上、育休を延ばせない」なんて方もいますよね。そんななか、もし入所申し込みをした保育園から「不承諾通知書」が届いたら……。もうこれ以上、休めないのに……。コネでも使っていいから、どうにかして保育園に入れたい。

今回はそんな切実なお悩みの解決に役立つかも…と思い、わが家の「保育園コネ入所体験談」を共有することにしました。

認可保育所全落ちで復職は絶望的

わが家には、現在2歳3か月の長男と、6か月の次男がいます。昨年の保活では、「認可保育所」に全部落ちてしまい、ふたりとも待機児童です。

私の住んでいる地域は「認可外保育園」がほとんどないので、認可に入れないと復職は絶望的…というワーママには優しくない環境です。

認可に落ちたときのために、あらかじめ自宅から徒歩で通える「認可外保育園」に申し込みをしておきました。ここの保育所は、「点数」ではなく、受付順に入所が決まる仕組み。

入所の1年前に申し込みをしたにもかかわらず、長男(1歳児クラス)は定員24名のところ、54番目。次男(0歳児クラス)は定員9名のところ、10番目。

次男は何とかはいれるとしても、長男はほぼ絶望的…という状態。

予想通り、入所を目前に控えた2月、認可外の保育園から電話がかかってきて、「お兄ちゃんの入所は無理だから、来年度は諦めたほうがいいわよ~」といわれました。

保育園のコネ入所を成功させる交渉術

いったんは入所を諦めかけましたが、「復職できるのが1年も先になるのかぁ…」「自宅で小さい子を2人もワンオペするのかぁ…」とこれからの1年を想像すると、どんどん気持ちが沈んでいきました。

そして、「やっぱり子どもと離れて仕事をする時間もほしい…」という強い気持ちのもと、粘り強く、保活を続行することにしたのです。わが家がどんな方法で、現在の保育所に入所したのか…というと、

保活は「就活」と一緒!相手にメリットを伝えよう

少々、「しつこい!」と思われても気にしません。とにかく粘り強く、交渉を続けました。

ただ「なんとかして、入れてください!」というだけでは、園長先生の気持ちは動かないので、まずは「うちの子をいれると、保育園にとってどんなメリットがあるのか」を論理的に説明するようにしました。

私がアピールしたのは、「子どもが熱を出したら5分でお迎えに行きます!!」ということ。

保育園が1番困るのは、子どもが病気をしたときに親と連絡がとれない。すぐにお迎えにきてくれないということ。

私は幸い、在宅で仕事をしているうえ、保育園から自宅の距離はわずか5分。なので、このメリットを言葉を変えて、何度も伝え続けました。

「都内まで1時間以上かけて通勤しているママさんたちと違って、私は毎日在宅で仕事をしますから、子どもが熱を出したら5分で駆けつけます!!先生方には絶対にご迷惑をおかけしませんので、なんとか預かっていただけないでしょうか」

会社勤めをしていて、すぐにお迎えに駆けつけるのが難しい方でも、「近所に祖母が住んでいるので、何かあったら送迎を手配できます!」など、緊急時のバックアップ体制を整えていることもアピールしてもいいかもしれません。

園長先生の情に訴えかける

これは相手を選ぶかもしれませんが、私が子どもたちを預けている保育園では、有効でした。

電話で入所が難しいと伝えられたときに、

「実は昨年もそちらにお申込みをさせて頂いたのですが、残念ながら入所できなくて。もう今年も入れないとなると、仕事をどうしたらいいのか…。本当に困っています。自営業なので、そもそも育休という制度もないですし…ああ、どうしよう(涙目)」

といった感じで伝えました。最後のほうは、独り言が漏れてしまった感じで、相手の情に訴えかけるようにしました。

すると園長先生が、

「あら…そうだったの。そうねぇ。弟くんはなんとか入所できそうだから、特別にお兄ちゃんも一緒に入っちゃいましょうか」

と状況が一変したのです。

保育園のコネ入所に「菓子折り」は有効?

わが家では、保育園の入所が決まる前に、子どもを連れて保育園に出向いて、菓子折りを渡しました。

私:「子どものお散歩で近くを通ったものですから…。ご挨拶に伺いました。これ(菓子折りを差し出す)つまらないものですけど…」

園長先生:「あら…これは入所が決まってからいただくわ」

私:「いえいえ、たいしたものではありませんので、お納めください。厚かましいお願いではございますが、この春から子どもたちがお世話になれますように、どうかよろしくお願いいたします」

このやりとりの1時間後に園長先生から電話がかかってきて、無事に入所が決まったのです。そのことからみても、菓子折りは「あと数名キャンセルが出たら入所が決まりそうだけど、なかなか連絡がこない」なんてときに、有効な作戦かなと思いました。

コネ入所しやすそうな保育園の見分け方

私の経験からコネで入れそうな保育園の特徴をあげると、

・認可外である
・園長先生が実権を握っている

の2つがあるかなと思いました。

まず認可保育園は点数で決まってしまうため、入所を希望する手紙や菓子折りを送っても意味はないといわれています。一方で認可外保育園は、「受付順」というところが多く、交渉次第で、入所の確率があがるところもあります。

保育園を見学時や電話応対を園長先生がひとりで行っている場合は、入園児を決める際も、園長先生が実権を握っていることが多いため、比較的「コネ」で入りやすいのではないかなと思いました。

もっと保育園が増えて待機児童なんてなくなれば、コネ入所なんて考えずに済むのに…。本当に日本は働くママに優しくないですよね。

なんとなく後ろめたい気持ちになる、保育園のコネ入所。まぁでも決まってしまえば、こちらのものですので、諦めずに粘り強く保活を続けてみてくださいね。